私たちについて

人と設備がそろえば、新時代に強くなれる。そのために、いかに集めて育てていくか。これは、濱名建設工業での私の仕事です。新たな濱名建設工業になって数年。とにかく一緒に働く職人たちと向き合ってきました。私と工場長の冨士原がここに来た時、仕組みはもちろん人材教育の環境も不十分でした。しっかりとした保証がなく、将来が見通せない職人が多い現状を変えよう。働く土台を整え、人材教育の環境をブラッシュアップし、若手育成にも力を入れました。個々の力はもちろん、重視したのは集団としての共創力です。このことには、本当に時間と労力をかけて取り組みましたね。

職人たちは、個々に力がある人がほとんどです。それぞれがそれぞれの立場や持ち場、役割をまっとうしています。しかし、私が重視したのは個人を超えた共創力です。簡単に言うと、助け合うことができること。そうすることでおたがいの仕事を知り、人間を知り、ともに濱名建設工業を盛り上げる環境を整えてきました。また、社員である職人たちに「こういうことしたいけど、どうしたらいい?」と問いかけ、技術や設備をブラッシュアップし続け、一緒に工場をパワーアップさせてきましたね。私の仕事は技術と知識を備えた後継者たちと、彼らが活躍できる環境を育てることです。濱名建設工業が新時代に強い理由は、ここにあると思います。

約30名の職人たちが働く濱名建設工業。1人ひとりが自分の仕事に誇りを持つ職人を束ねるのが、私の仕事ですね。濱名建設工業にとってのクラフトマンシップは、「おたがい様」。職人としてのプライドを持つことは当然、プライドをしっかり持ちつつ、困っている人がいたら助け合えることや知識の貸し借りを行うことを大切にしています。分からないことがあれば積極的に聞き、聞かれたらしっかりと教える。また、立場関係なく仕事がより良くなる対話も重視しています。ダメなものはダメですし、そこは若い職人からも意見をもらえるような関係性を作っていきました。

実は、私自身は濱名建設工業に来るまで「工場長」という役職での経験はなく、工場長が何をやる仕事なのか分からない中でスタートしました。現場で20名の社員をまとめてきた経験もあり、その上でまずは自分がやってみるという姿勢そして圧倒的に仕事ができること、これらをしっかりと見せようと思いましたね。職人たちと向き合って、これまでのやり方では通用しない、その前提である「社会人としての心構え」から伝えたのを覚えています。
2年で成果を出すことを約束していたので、そこを達成しましたが、ようやくスタートラインに立てたなという感覚です。この期間で、濱名建設工業はおたがいが磨き合える仲間がいる会社になったと思います。カンパニーという言葉には「仲間」という意味もあり、新時代に強い鐵骨カンパニーを支えるのは仲間たちの存在だと強く感じていますね。

けがき担当

屋久さん

いつでもどんなものでも1mmの誤差が生まれてはいけないのが、けがきの仕事です。図面を読み取り、けがきという線を引いて仮組みまでを行っています。こだわっているのは、誰が見ても分かるように線や印をつけることですね。決して独りよがりにならず、他の職人が仕事しやすく、スムーズに連携できることを意識しています。けがき歴約15年ですが、職業病なのか肩が凝るのが最近の悩みですね。

溶接担当

西さん

溶接という仕事は、同じレベルを保ち、検査で通ることを継続していかなければなりません。その技術の高さは見た目に表れると言われ、第三者検査の時に「溶接がきれい」と言われることが評価につながるのです。だからこそ、ちょっとしたひと手間を惜しまずに1つひとつ丁寧に行うことが評価はもちろん、技術の習得にもつながっています。私はいわゆる若手なのですが、年齢が若いという理由だけでむげに扱われることもありません。ベテランが多いのが強みなのですが、彼らから色々なことを教わり、1人の職人として成長しているのを実感していますね。

検査/出荷担当

米島さん

出荷する製品の整理整頓、見た目がきれいかどうかの検査、効率良くトラックに積むこと。これらが私の仕事です。自分たちの強みは品質重視。傷や凹みがあれば、それぞれの職人たちがその場で対応することを心がけています。そうすることで出戻りも少なく、また仕事の信頼度も上がるはずです。その秘訣は、メリハリ。ものづくりに真摯に向き合うときはしっかり向き合い、遊ぶ時は遊ぶ。遊びがあるからこそ、本気の仕事ができるのです。コロナ禍以降、逆に会社としてBBQやゴルフコンペ、他の工場の見学ツアーなどを行って、仲間たちと日々楽しく仕事をしています。